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北東アジア地域自治体連合の概要 |
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北東アジア地域における多地域間の交流、協力を積極的、円滑に推進するために、環日本海地域の自治体が中心となって平成8年9月に「北東アジア地域自治体連合」を韓国慶尚北道において設立し、平成10年10月の「北東アジア地域自治体会議'98」で環境分科委員会等の設置が決定されました。その後、総会を隔年に開催するとともに実務委員会が年1回開会されています。
なお、平成13年5月からは、韓国慶尚北道に常設事務局が設置されています。 |
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目的
北東アジア地域の自治体の交流・協力のネットワークを形成し、相互理解に即した信頼関係を築くことにより、北東アジア地域全体の発展等を目指します。 |
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事業
(1)北東アジア地域自治体会議(総会)の定例的(2年に1回)開催
(2)地域間経済・技術及び開発に関する情報の収集・提供
(3)交流・協力に関する事業の支援及び推進等 |
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参加自治体<2021年10月現在>
6か国79自治体(中国:12、日本:11、韓国:16、北朝鮮:2、モンゴル:22、ロシア:16)
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中 国 |
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遼寧省、黒龍江省、河南省、湖北省、湖南省、吉林省、寧夏回族自治区、山東省、 陝西省、山西省、安徽省、内モンゴル自治区 |
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日 本 |
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青森県、秋田県、山形県、新潟県、富山県、石川県、福井県、京都府、兵庫県、 鳥取県、島根県 |
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韓 国 |
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釜山広域市、大邱広域市、仁川広域市、大田広域市、光州広域市、
蔚山広域市、京幾道、江原道、忠清北道、忠清南道、全羅北道、全羅南道、 慶尚北道、慶尚南道、済州特別自治道、世宗特別自治市 |
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北 朝 鮮 |
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咸鏡北道、羅先特別市 |
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モンゴル |
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ウランバートル市、アルハンガイ県、バヤン・ウルギー県、バヤンホンゴル県、
ボルガン県、ゴビ・アルタイ県、ゴビスンベル県、
ダルハン・オール県、ドルノド県、ドルノゴビ県、ドンドゴビ県、
ザウハン県、オルホン県、ウブルハンガイ県、ウムヌゴビ県、
スフバートル県、セレンゲ県、中央県、オブス県、ホブド県、
フブスグル県、ヘンティ県、 |
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ロ シ ア |
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ブリヤート共和国、サハ共和国、トゥヴァ共和国、アルタイ地方、
ザバイカリエ地方、ハカス共和国、クラスノヤルスク地方、
沿海地方、ハバロフスク地方、アムール州、イルクーツク州、
カムチャツカ州、マガダン州、サハリン州、トムスク州、
ケメロヴォ州 |
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実施体制 |
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北東アジア地域自治体連合・環境分科委員会の概要 |
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北東アジア地域自治体連合環境分科委員会は、平成10年10月に開催された「北東アジア地域自治体会議'98」において設置が決定された5分野の分科委員会(注:現在は14分野)のひとつです。
平成11年7月に、初めての「北東アジア地域自治体連合環境分科委員会」が開催され、本分科委員会の中心となり連絡、調整、運営を行うコーディネート自治体として富山県が選出されたほか、「環境協力(共同調査等)の推進方策」が検討され、環境に関する個別プロジェクトを具体化するための統一的な調査(個別プロジェクト提案調査、個別プロジェクト参加意向調査)の実施が決定されました。 |
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目的
環境に関する個別プロジェクトの円滑な実施を図るため、自治体間の意見調整、事業計画の具体化及び実現方策等について、検討、協議等を行います。 |
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構成
(1)コーディネート自治体(分科委員会の連絡、調整、運営を行う自治体)
富山県
(2)参加自治体
環境分野に関心を有し、環境分科委員会に参加を希望したNEAR参加自治体
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事業
参加自治体に対して、環境分野において北東アジア地域自治体連合で実施すべき個別プロジェクトの提案調査を行い、各自治体から提案された個別プロジェクトについての参加意向や意見を調査し、その結果を受け各個別プロジェクトを検討、実施します。 |
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