北東アジア環境情報広場
漂着物について
「海辺の漂着物調査」について
「海辺の埋没物調査」について

 富山湾は本州の中央に位置し、能登半島の東に位置する湾です。その範囲は石川県の珠洲の鼻から富山県黒部市の生地または朝日町の境川河口までひろがります。本州に沿って北上する対馬暖流や季節風の影響にうけるため、暖流の生物や海外からの人工物が漂着することがあります。しかし、冬季の波浪や「寄り廻り波」と呼ばれる富山湾特有の高波により海岸は激しい浸食作用を受けるため、海岸災害を防ぐためテトラポットや離岸提などの護岸工事がすすめられ、自然海岸は非常に少なくなり、このため漂着物の打ち上げられる砂浜や礫石海岸は以外と少なくなっています。