1 地球温暖化の現状 (世界の年平均気温の推移)
世界の平均気温は、長期的には100年あたり0.73℃の割合で上昇しています。特に、20世紀半ば以降に見られる急激な気温の上昇の主な原因は、人間活動による温室効果ガス(CO2等)の増加である可能性が極めて高いと考えられています。
2 地球温暖化の現状 (日本近海の海面水温の推移)
地球温暖化は、気温だけでなく、海面水温の上昇にもつながります。
日本近海の海面水温は、長期的には100年あたり1.19℃の割合で上昇しています。
3 地球温暖化の予測(IPCC第6次評価報告書より)
世界平均地上気温は、現状の対策レベルでは、今世紀半ばまでに2℃を超えて上昇すると予測されています。
4 地球温暖化の影響(生物等への影響)
地球温暖化は、私たち人間の暮らしだけでなく様々な生物にも影響を及ぼします。
5 世界の二酸化炭素(エネルギー起源)排出量の現状
出典:全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト(https://www.jccca.org/global-warming/knowleadge04)
北東アジア地域関係国のCO2排出量は、世界の中で比較的大きな値となっています。 CO2排出量の抑制に努めましょう!
6 日本の二酸化炭素排出量の現状(部門別内訳)
・ 最も多く排出しているのは産業部門であり、次いで運輸部門、業務その他部門、
家庭部門となっています。
・ 家庭部門は、2012年度以降減少傾向が続いていますが、私たちが生活の中で
ちょっとした工夫をしながら無駄をなくし、環境にやさしい製品・サービスを選択
することで、CO2削減に貢献することができます。
7 日本における家庭からの二酸化炭素排出量
・ 家庭から排出される二酸化炭素排出量の約半数は電気から。
・ 用途別にみると、照明・家電製品など(32.4%)、自動車(22.7%)、
冷暖房(18.5%)、給湯(15.0%)などから排出される割合が高い。
・ 消費電力量の多い用途にきちんと対応することが、省エネ効果を高めるポイント
8 家庭における具体的なCO2発生源
私たちの普段の生活や企業活動が、直接・間接的にCO2排出量に影響しています。
9 家庭で実践できる地球温暖化対策
電気、石油などのエネルギーの使用を控えることは、CO2の排出を減らすことになります。
一人ひとりの削減量は小さいかもしれませんが、北東アジア地域の皆さんでCO2排出削減に取り組むことにより、効果は非常に大きなものになります。
地球温暖化・気候変動影響からかけがえのない地球環境を守るため、皆さんでできるところからCO2排出削減に努めましょう!