KJWOC/AWOC 2026

ワークショップの概要

20年以上の歴史を持つ、アジア最大級の海色リモートセンシングコミュニティ

本ワークショップは、2003年に長崎で産声を上げた「日韓海色ワークショップ(KJWOC)」に端を発します。20年以上にわたり日本と韓国が交互にホストを務め、アジアにおける海色研究の強固なネットワークを築いてきました。2011年からは東南アジア諸国も加わる「アジア海色ワークショップ(AWOC)」を併催し、現在ではアジア太平洋地域を代表する海色リモートセンシングの最重要コミュニティへと発展しています。

ワークショップの主なテーマ

海色(かいしょく)リモートセンシングは、海面から反射される光を観測する技術です。「海色」を解析することにより、海洋環境を理解する上で極めて重要な植物プランクトン(クロロフィルa)などの主要な構成要素を遠隔で測定することができます。
本ワークショップは、宇宙の人工衛星から最先端のドローンまで幅広い観測技術をカバーしながら、海洋および沿岸環境のリモートセンシングに関する最新の研究成果を発表する機会を提供します。発表トピックの概要は以下のとおりです。

  • 🛰️ 現在および将来の海洋観測ミッション 主要な地球観測衛星の運用状況やデータプロダクトをレビューし、海洋モニタリングにおける課題と将来の方向性を明らかにする。
  • 🎯 センサーのキャリブレーションと検証 衛星データの長期的な信頼性と精度を確保するため、衛星センサーの経年劣化に対応する。
  • 🐟 海洋環境・海洋物理・水産のための衛星データ利用 水質、有害藻類ブルーム、および物理プロセス〈海流、フロント、渦など〉のモニタリングと評価、ならびにそれらの漁業管理や海洋資源評価への利用。
  • 🌱 衛星センサーによる沿岸生息地マッピング 藻場〈アマモ場など〉、塩性湿地、マングローブなどの沿岸ブルーカーボン生態系のマッピング。
  • 💼 実用運用のためのシステム開発 研究と社会のニーズの架け橋となるよう、衛星データを活用した実用的なアプリケーションの開発を行う。
  • 👑 AIと機械学習による高度なデータ解析 衛星データから長期的な環境トレンドや異常現象の検出を自動化するため、AIや機械学習アルゴリズムを活用する。

前回(2025年)のワークショップの実績

100+
参加者
50+
発表者
8
セッション
10+
国・地域

🏢 事務局

公益財団法人 環日本海環境協力センター(NPEC)
〒930-0856 富山県富山市牛島新町5-5
タワートリプルワン6F