「第3回極東国際経済フォーラム」への参加
(財)環日本海環境協力センター(NPEC)では、富山県の委託を受けて、昨年12 月に採択された「北東アジア環境パートナーシップとやま宣言」に基づき、環境保全のための情報を共有することを目的として、ロシア・ハバロフスク地方で開催された「第3回極東国際経済フォーラム」にNPEC新村企画交流課長及び富山県職員を派遣いたしました。 なお、このフォーラムでは、ハバロフスク地方政府の要請により、「とやま宣言」に基づく新たなプロジェクトや富山県とNPECが協力して実施している国際協力の取組み等を発表しました。 |
【フォーラムの概要】 |
(1) | 期 間 |
2008年9月30日(火)〜10月1日(水) | |
(2) | 場 所 |
ロシア連邦ハバロフスク地方ハバロフスク市 (ミュージカルシアター、ハバロフスク地方政府公式レセプションホールグランドホール等) |
|
(3) | 派遣者 |
NPEC | 企画交流課長 | 新村 行雄 | |
富山県生活環境文化部環境政策課 | 主任 | 石野 勝 |
(4) | 参加者 |
18 か国の政府・経済界及び国際機関の関係者等 約800 名 | |
(5) | 内容 |
・全体会議(9月30日(火)) | |
このフォーラムは、ロシア連邦議会下院の決定により開催されたもので、第3回となる今回は、「戦略2020:地域の局面( Strategy 2020: Regional dimension )」をテーマに、極東・シベリア地域の開発や経済発展・環境保全に関する諸課題について議論が行われました。 | |
・円卓会議(10月1日(水)) | |
極東地域における社会経済発展戦略や人口・エネルギー問題等の幅広いテーマについて分科会方式の円卓会議が開催され、活発な意見交換が行われました。 なお、富山県からは第5分科会(効果的な自然管理及び地域発展における環境的側面:問題解決の選択肢)に参加し、「富山県の国際環境協力」について発表を行いました。この中で、北東アジア地域の産学官が連携して環境保全に取り組んでいくことの必要性を訴えるとともに、「黄砂視程調査」等の共同プロジェクトへの参加を呼びかけました。 |
□ | 9月30日 |
フォーラム(全体会議) |


□ | 10月1日 |
フォーラム(円卓会議) |

