日本海及び黄海は、その沿岸諸国にとって、漁業資源、海上交通、レクリエーションの場等の恩恵をもたらしている共有財産です。
しかしながら、近年、沿岸地域では、工業化の進展や都市部への人口集中、漁業や海上交通による利用の拡大等に伴い、今後の海洋環境の悪化が予想され豊かな漁業資源や沿岸地域の観光等に重大な被害を及ぼすことが懸念されています。
環日本海時代の到来を迎え、海洋汚染の減少を図り、環境を保全することは、沿岸に居住する者にとって共通の使命であり、そのためには、沿岸諸国や地域、各種の団体等が連携協力し、すべての主体の参加のもとに国際的な取組みとして各種の事業を展開すべきであるとともに、それらに対応するための拠点づくりが必要です。
このため、公益財団法人環日本海環境協力センターは、現在及び将来の世代の人間が日本海及び黄海がもたらす健全で恵み豊かな環境の恵沢を享受するとともに、良好な環境が将来にわたって維持されるよう、沿岸諸国や地域等の連携協力のもとに、沿岸地域の流域管理をも視野に入れた日本海及び黄海における海洋環境保全に寄与することを目的に活動しています。
組織概要
名称 | 公益財団法人環日本海環境協力センター Northwest Pacific Region Environmental Cooperation Center (略称 NPEC(エヌペック)) |
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所在地 | 富山県富山市牛島新町5番5号 タワートリプルワン 6F |
理事長 | 鈴木 基之 |
設立 | 1998年9月1日 |
基本財産 | 250,000千円 |
沿革
1997年4月 | 「環日本海環境協力センター」を設立 事務所を富山市安住町7番18号に設置 |
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1998年9月 | 環境省から「財団法人環日本海環境協力センター」として設立許可 |
1999年4月 | 北西太平洋地域海行動計画(NOWPAP)政府間会合において、「特殊モニタリング・沿岸環境評価地域活動センター(CEARAC)」に指定 |
2001年9月 | 事務所を富山市牛島新町5番5号に移転 |
2013年4月 | 公益財団法人に移行 |
組織図
財団組織

事務局組織

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