特殊モニタリング・沿岸環境評価地域活動センター
CEARAC 特殊モニタリング・沿岸環境評価地域活動センター
CEARAC:Special Monitoring & Coastal Environmental Assessment Regional Activity Centre
NOWPAPの活動をより円滑に実践するため、各参加国に一つずつ地域活動センターが設立されました。NPECは特殊モニタリング・沿岸環境評価地域活動センター(Special Monitoring & Coastal Environmental Assessment Regional Activity Centre:略称 CEARAC)に指定され 、主に有害藻類の評価、新しい評価手法(リモートセンシングなど)の確立、陸上起源の海洋ごみ問題等に関して地域的な協力の推進に取り組んでいます。
特殊モニタリング・沿岸環境評価活動センター(CEARAC)の役割
半閉鎖的な日本海の環境を保全していくためには、上流の黄海を含む沿岸の関係諸国が協力して取り組むことが必要です。そのためCEARACでは、各国の専門家や政府関係者と協力して、北西太平洋の赤潮や富栄養化、海洋生物多様性の保全等の環境問題に取り組んでいます。

NOWPAP地域活動センター(CEARAC)の活動
1.ガイドラインの作成
北西太平洋の海洋環境保全のための最新の科学的な知見を集めたガイドラインや対策事例集を作成しています。

2.国際的な専門家会合の開催
日本、中国、韓国、ロシアなどの専門家を集めたワークショップやシンポジウムを定期的に開催しています。


3.活動成果の発信
英語によるウェブサイトを設置し、CEARACの活動の成果を広く世界に発信しているほか、各国語のパンフレットを作成するなど、専門的な内容を分かりやすく普及啓発しています。


さらに、衛星リモートセンシングデータ活用のためのトレーニングを、NOWPAP各国で定期的に開催しています。