環日本海地域の社会環境データベース
社会データ 環境データ 文化・歴史データ
北東アジア地域自治体連合環境分科委員会の紹介
北東アジア地域自治体連合及び環境分科委員会の概要 環境分科委員会の開催概要 環境分科委員会のプロジェクト
 日本海に面する市町村は321市町村あり、製品出荷額、商業販売額の全国に占める割合は10%に満たないものの、港湾数は全国の21%を占め、社会経済指標に比べ、港湾関連の担う役割が大きな割合を占めています。
 周囲を海に囲まれた日本は山地が多く、国土の67%が山地で、平野は13%しかありません。日本には多くの河川がありますが、その多くは短く川幅も狭く流れが速い。また、火山の噴火や地震が多く、火山の堆積物は国土のほぼ4分の1を覆っており、毎年千以上もの弱い地震があり、大地震は平均すると5年に一回の割合で起こっています。
 日本は世界の陸地面積の0.25%しか保有していませんが、約2.4万kmの海岸線を持ち、世界の海岸線の長さ約40万kmのうち、約6.0%を持っていることになります。日本海に面した西海岸は、砂丘の多いことが特徴です。
 日本の気候は冷帯の北海道とそれ以外の温暖湿潤気候に大きく分けられますが、日本列島は南北に長く、また数多くの山脈が存在しているため気象状況が局所的に変化します。夏季の日本海沿岸地域では、太平洋側に比べると気温は低めです。冬季は北西季節風の影響で寒気が入り込み大雪が降ることが多い。また、日本は6月から7月にかけて北海道を除く全地域で、まとまった雨が降り続く梅雨があります。
 日本列島全体の傾向として人口密度は高いが、その山がちな地形から国土の大部分は居住に適しておらず、海岸部の都市への人口圧が非常に高いことが挙げられます。
 日本固有の多神教である神道は、6世紀に大陸から伝来した仏教、16世紀に南方から伝わったキリスト教、19世紀以降に登場したいくつかの新興宗教と共存しています。神道は明治維新から第2次世界大戦が終わるまでは国教でありましたが、現在では、国家の支援を受けた宗教はなく、学校での宗教教育は禁止されています。なお、信仰の自由は完全に認められています。
 1947年に施行された憲法のもとでは、天皇は国家の元首ですが、主権行使力は国民に属しています。国会は2院制で、定員480名任期4年の衆議院と定員247名任期6年の参議院からなりますが、参議院の権限は衆議院に比べ限定されています。天皇は国会で推薦された内閣総理大臣を任命し、内閣総理大臣は自らの内閣を任命します。
北東アジア地域自治体等の環境保全に関する情報交流 海辺・漂着物ネットワーク 関連リンク集