公益財団法人 環日本海環境協力センター NPECは、日本海及び黄海における海洋環境保全に寄与することを目的に活動しています。

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平成18年度第1回赤潮/HAB調査検討委員会及び海洋環境リモートセンシング調査検討委員会の合同開催結果について

 (財)環日本海環境協力センター(NPEC)は、国連環境計画の「北西太平洋行動計画(NOWPAP)」の「特殊モニタリングおよび沿岸環境評価を担当する地域活動センター(CEARAC)」に指定されています。
 CEARACで当面の優先課題に位置付けられている「赤潮/HAB(有害藻類の異常繁殖)」及び「リモートセンシングを活用した海洋環境モニタリング」について、適切な助言を得るため、それぞれ、国内の専門家からなる「赤潮/HAB調査検討委員会」及び「海洋環境リモートセンシング調査検討委員会」を設置しており、今回、合同で平成18年度第1回調査検討委員会を開催しました。
1.日時
2006年9月15日(金)13:30〜16:30
2.場所
宇宙航空研究開発機構 東京事務所 2階 第2会議室
(東京都千代田区丸の内1-6-5 丸の内北口ビルディング)
3.出席委員
(1)赤潮/HAB調査検討委員会
区分 氏名 所属
委員長 福代 康夫 東京大学アジア生物資源環境研究センター 教授
委員 石坂 丞ニ 長崎大学 水産学部 教授
高山 晴義 大黒神島かき漁業管理委員会 委員
松田 治 広島大学 名誉教授
柳 哲雄 九州大学応用力学研究所 教授 
渡辺 康憲 (独)水産総合研究センター
瀬戸内海区水産研究所 赤潮環境部長
(2)海洋環境リモートセンシング調査検討委員会
区分 氏名 所属
委員長 石坂 丞二 長崎大学水産学部 教授
委員 浅沼 市男 東京情報大学総合情報学部 環境情報学科 教授
川村 宏 東北大学大学院理学研究科 教授
柳 哲雄 九州大学応用力学研究所 教授
山崎 孝 宇宙航空研究開発機構 宇宙利用推進本部
地球観測利用推進センター 主任開発員
尹 宗煥 九州大学応用力学研究所 教授 
4.議事
(1)NOWPAP及びCEARACの当面の活動計画について、報告が行われました。
(2)WG3の活動に関し、HAB対策事例集の作成について、検討が行われました。
(3)WG4の活動に関し、衛星データを用いたNPEC富栄養化モニタリングガイドラインのNOWPAP諸国での改良、RSトレーニングの実施、RS情報ネットワークの活動報告について、検討が行われました。
(4)CEARAC中長期戦略及びWG3/WG4の中長期目標について、検討が行われました。
(5)HABを指標とした沿岸環境評価の今後の展開について、検討が行われました。
(6)富山湾プロジェクトの実施状況と今後の展開について、検討が行われました。
(7)環日本海海洋環境ウォッチシステム最適化構想について、検討が行われました。