ロシア沿海地方との渡り鳥に関する共同調査の実施
環日本海環境協力の一環として渡り鳥に関する共同調査を進めるため、沿海地方において中心となって調査を行う担当者を「婦中鳥類観測ステーション」に招き、調査対象鳥類に個体識別用標識(足環)を付ける一連の作業をとおして調査方法を研修するとともに、沿海地方での調査内容・調査箇所の検討、協議を行いました。 また、今年度は沿海地方で渡り鳥標識調査を手伝っているエコクラブの生徒たちを招いて富山県ジュニアナチュラリストや県内小学校の児童と交流を深めました。 なお、エコクラブ員の来県は、平成14年秋期に引き続き2度目であり、平成15年秋期には、富山県ジュニアナチュラリスト3名が、沿海地方を訪れて交流を深めています。 |
1. | 訪問者 | |
ロシア沿海地方政府天然資源・環境委員会 副委員長 ロシア科学アカデミー極東支部生物学・土壌学研究所 研究員 極東大学付属科学博物館 鳥類責任者 ウグロヴォエ村 第35総合学校生徒 3名・・・・・・エコクラブ員 |
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2. | 主な内容 | |
(1) 現地研修 | ||
1)日時 | 平成16年4月23日(金) | |
2)場所 | 婦中町高塚地内 国設1級婦中鳥類観測ステーション | |
3)研修内容 | 網場造成、かすみ網設置、調査機材の設置、鳥類捕獲、記録作成、放鳥などの一連の作業についての技術研修 | |
(2) 県内小学校との交流会 | ||
@日時 | 平成16年4月23日(金) | |
A場所 | 小杉町立金山小学校 | |
(備 考) | 金山小学校はロシアからの代表的な渡り鳥であるハクチョウの観察・保護活動に積極的に取り組んでいます。 |