2024年10月8日(火)、今年度最後の海辺の漂着物調査を朝日町の宮崎・境海岸にて、 総勢25名の参加者の皆さんと行いました。 ご協力いただいたのは、朝日町立あさひ野小学校4年生児童と先生、富山県環境保全課、 朝日町住民・子ども課の皆さんです。
調査当日は、朝から雨がぱらついており、調査を行えるかどうか心配されましたが、 児童たちが現地に到着して、調査を始める頃には雨は小降りに。 ほとんど気にならないくらいにまで落ち付きました。
参加者全員、念のため雨合羽を着用しています。事前説明は近くの建物の軒下をお借りして行いました。
漂着物を回収します。この写真からでもわかるとおり、ごみはかなり少なかったです。
マイクロプラスチックの採取です。今日は水を使った方法で行いました。
回収したごみの集計を、建物の軒下で行います。
マイクロプラスチックを種類ごとに数えます。
大きく雨に降られることなく終了できました。
調査の最後は、ふりかえりの時間です。
この宮崎・境海岸は、比較的ごみの少ないきれいな海岸ですが、他の海岸ではごみがどんな状態なのかを みんなに知ってもらい、自分たちには何ができるかを考えてもらう時間です。
ふりかえりではいつも同じクイズを出していますが、今回は、質問を間違えてしまいました。 いつもは、県内・国内・海外の3つの選択肢を示して、 「富山県の海岸に漂着するごみは、どこからくるものが一番多いか」と尋ねていますが、 今回は「どこからくるでしょうか?」とだけ尋ねて、3つの場所を示したところ、 児童たちからはすかさず「全部、正解じゃない?」と鋭いツッコミがありました。そのとおりです。 あさひ野小学校4年生の皆さん!鋭いですね!!
今日の活動を「漂着物調査」ではなく、「ごみを拾って海岸をきれいにする活動」と思っていた児童からは、 「もっとごみを拾いたい!」と、強い希望がありました。 今日は調査とは別にごみを回収する時間は十分ではありませんでしたが、 ぜひ他の機会で海岸をきれいにする活動に積極的に参加して、 地元の海岸をずっときれいに守っていってほしいと思います。
宮崎・境海岸での調を終え、今年の富山県内の漂着物調査が完了しました。 今年もたくさんの方々にご参加・ご協力いただきました。 調査の結果については報告書に取りまとめて、このサイトでもご紹介します。 ご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました!
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