2025年度5回目、今年度最後の漂着物調査は、10月7日(火)朝日町の宮崎海岸で行われました。 今回ご協力いただいたのは、さみさと小学校4年生児童と先生、NOWPAP RUC 富山県環境保全課、朝日町住民・子ども課など、総勢59名です。
心配していた天気は、無事、晴れとなりましたが、 調査海岸に到着してみると、波が少々荒かったです。 児童たちの安全に十分に注意を払って調査を行いました。
宮崎海岸は、富山県内5か所の調査海岸で、最も東に位置する海岸です。 富山県内の漂着物の特徴ですが、東に行くほど、漂着ごみは少なくなる傾向があります。 この宮崎海岸は、ごみが少なくきれいな海岸でした。
調査には、富山市にある国連機関のNOWPAP RCUから、 ヴォロヴィック調整官もご参加されました。
調査開始前に事前説明をします。
海岸でごみを回収します。 ごみの少ない海岸とはいえ、まったくないわけではありません。 10uの区画内から、しっかりとごみを回収しました。
回収したごみを8種類に分別し、個数を数え、重さを量ります。p>
マイクロプラスチックの調査も行います。 まず、方形枠から規定量(1リットル)の砂をすくいとります。
砂が湿っているので、バケツと水を使って、マイクロプラスチックを浮かせて取り出しました。
最後に、みんなと一緒に海のごみについて考えました。 この宮崎海岸はごみが少ないきれいな海岸ですが、他の海岸では決してそうではないこと、 ごみがどのような問題を起こしているのか、富山県内の海岸に漂着しているごみはどこからくるのか、 そして、海のごみを減らすためには何ができるか、 児童たちは、このような問いかけにたくさん意見を述べてくれました。
宮崎海岸の調査も、無事に終了しました。 ご協力くださいました皆様、ありがとうございました!
これで2025年度の富山県内の漂着物調査はすべて終了しました。 調査結果については、このホームページでも紹介いたします。 皆様、本当にありがとうございました!
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