2025年度の海辺の漂着物調査がスタートしました。 第1回目は9月12日(金)、氷見市の島尾・松田江浜です。
氷見市立窪小学校4年生児童と先生、富山県環境保全課、氷見市環境保全課の職員等を含め、総勢72名で調査を行いました。 最近は夏の暑さが尋常ではありません。9月になっても暑さは収まりませんが、調査日の前は雨が降り続きました。 調査当日は午前中は晴れてとても蒸し暑く、調査の終了後は突然の土砂降りという天気でした。
島尾・松田江浜は富山県内でもごみが大変多く流れ着くところです。 悪天候の次の日は、さらに多くのごみが漂着しやすいのですが、 今年は、意外にもそれほど多くはありませんでした。
海岸でごみの回収前に、調査方法を説明します。
そして海岸でごみの回収です。 ごみの回収は大変な作業ですが、それを種類に分けて数えるのはさらに大変です。
「漂着ごみ」には、日常生活や事業活動で発生するありとあらゆるモノが含まれていて、多種多様で複雑。 児童たちは分類に悩むことがありましたが、スタッフに聞きながら、がんばって分類しました。
マイクロプラスチックの調査も行いました。 波が打ちあがった線「満潮線」上に、3カ所の採取地点を設定します。 20p×20pの枠を置いて、その枠内の中から砂を1リットル採取。
砂をふるって、最終的に5o以下の小さなプラスチック類だけを集めます。
5o以下の小さなプラスチック類を分類し何個あるか数えます。 とても繊細な作業です。
とても蒸し暑い日でしたが、児童たちは、大変な作業、細やかな作業を最後までやり遂げてくれました。 このように、島尾・松田江浜の漂着物調査を無事に終了することができました。 ご協力いただきました皆様、ありがとうございました!
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