2022年10月21日(金)、富山県の「海辺の漂着物調査」第5回目、今年度最後の調査を高岡市の松太枝浜にて、 38名の参加のもとに行いました。 高岡市立太田小学校から4年生児童と先生、太田校下老人クラブ連合会、 北西太平洋地域海行動計画地域調整部(NOWPAP RCU)、高岡市環境政策課などの皆さんにご協力いただきました。
前回の富山市岩瀬浜の調査と同様、雨の心配が一切ない、とてもさわやかな天気となりました。
調査開始の前に、説明・注意事項を伝えます。
調査スタートです。設定した区画内から大きなごみを拾います。
マイクロプラスチックの採取も行いました。p> このように、5oのふるい上に残るごみは、5o以下のマイクロプラスチックではないのでこの調査の対象からは はずれますが、かなりの量になります。今後、波や日光などでさらに細かくなり、マイクロプラスチックになることが懸念されます。p>
ごみの回収の次は、分類と集計です。 大きなごみもマイクロプラスチックも、どちらも分類作業はなかなか大変です。 大きなごみの集計には、いくつものトレイを用意して、1つずつ分類します。
一方でマイクロプラスチックの分類は、とても細かい作業です。 回収したマイクロプラスチックを種類ごとにピンセットで分けて、1つずつ数えます。
最後に、海洋ごみのレクチャーで、特徴的なごみ、めずらしいごみをいくつか紹介しました。 「なぜこんなものが?」というものが、海岸にはよくあるのです。
漂着物調査では、ごみは赤ちゃんから高齢者まで、人間のあらゆる活動から発生するものなのだ、 ということがわかります。
高岡市松太枝浜の調査も、無事に終了しました。 これで、2022年度の富山県内の漂着物調査が一段落しました。 調査にご参加・ご協力くださいましたすべての皆様にお礼申し上げます。 誠にありがとうございました! 調査結果については、まとまり次第、このウェブサイトにて報告します。
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