2022年9月14日(水)、漂着物調査 第2回目が氷見市松田江浜にて行われました。
今回の調査には、氷見市立窪小学校4年生児童と先生、氷見市環境防犯課など総勢89名の皆さんにご協力いただきました。
松田江浜は、諸々の条件が重なり、いろんなごみが比較的たくさん漂着する海岸です。 事前の注意事項の伝達の際には、「注射器など危ないごみに触らない」ことを特にしっかりと伝えました。p>
海岸でごみを回収します。
回収した漂着ごみを種類ごとに分別し、計数・計量します。 数が多いうえに、種類も多く、分別・計量にはとても時間がかかります。
同じ場所で、マイクロプラスチックの調査も行いました。 当日は風が強くて、小さくて軽いマイクロプラスチックが飛ばされないようにするのも大変でした。
ところで、もう何年も同じ場所で「海辺の漂着物調査」をしていますが、松田江浜の海岸幅がどんどん狭くなってきているように思います。 波打ち際から、陸地方向へ10uの区画を設定するのが難しくなっているように感じられます。
最後は、海洋ごみについてのレクチャーです。 窪小学校は、漂着物アート制作も行っているので、漂着ごみについて他校より学ぶ機会が多いです。 そのため、新しいことを学ぶというより、すでに学んだことの「復習」です。 皆さん、前に習ったことをよく覚えていて、理解してくれていました。
松田江浜では、大きなごみもマイクロプラスチックも「発泡スチロール」の割合が多いという結果となりました。 また海外から流れてきたごみも見つかりました。 これらはこの海岸の特徴といえると思います。
今日も無事に、松田江浜の調査を終了することができました。 ご協力いただきました皆様、ありがとうございました!
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