北東アジア環境広場
北東アジア青少年環境保全ネットワーク


北東アジア青少年環境保全レポート


1.はじめに
 北東アジア地域青少年環境教育推進事業は、北東アジア地域の学校や地域において草の根の環境保全活動を行う青少年に対して、国際的な環境教育の場を提供することにより、地域の繋がりを理解し、広い視野で環境保全に努める人材を育成し、北東アジア地域の環境保全を推進する事業であり、「北東アジア青少年環境シンポジウム」の開催等を行っています。

 北東アジア青少年環境シンポジウムは、北東アジア地域自治体連合(NEAR)環境分科委員会共同プロジェクトとして、会員自治体等の協力を得ながら、2004年に韓国忠清南道で「水環境保全」をテーマに開催して以来、2005年は中国遼寧省(「循環型社会の構築」)、2006年はロシア沿海地方(「自然環境保全」)で開催してきました。

 このたび、これまでのシンポジウムの結果、地域の環境保全の課題や各地域で実践されている環境保全活動の報告、そして北東アジア地域の持続的発展に向けた青少年の意見や提言を「北東アジア青少年環境保全レポート」として取りまとめましたので、今後の環境保全活動及び環境協力の展開にご活用いただければ幸いです。

2.北東アジア青少年環境シンポジウムの結果
(1) 2004年(テーマ:「水環境保全」、開催地:大韓民国 忠清南道)
(2) 2005年(テーマ:「循環型社会の構築」、開催地:中華人民共和国 遼寧省)
(3) 2006年(テーマ:「自然環境保全」、開催地:ロシア連邦 沿海地方)

3.地域環境レポート
 地域環境レポートとは、シンポジウムで得た情報や経験などを踏まえて、参加者が自らの地域の環境や保全活動を改めて認識し、活動をより一層充実させることを目的に、2006年からシンポジウムのフォローアップ学習として位置づけている活動です。

 
この活動では、参加者が、シンポジウム終了後に学校での取組みや地域の団体の活動等について取材し、レポートとしてまとめることとしており、このうち提出のあったレポートを以下に掲載しています。(2006年以前の参加者についても事後活動報告があったものは掲載しています。)

 
参加者は、シンポジウムで得た経験や知識を学習発表会などの場で他の生徒や地域住民に向けて報告し、環境保全の大切さを啓発するとともに、学校での資源回収活動や清掃活動、植樹等の環境保全活動に一層意欲的に努めています。

 
また、地元の自治体や環境保全団体の取材を通じて、身近なところで取り組まれている環境保全活動への理解を深め、その活動に積極的に参加するなど、活動の幅を広げています。
(1) 中国(pdf:212KB)
(2) 日本(pdf:259KB)
(3) モンゴル(pdf:130KB)
(4) 韓国(pdf:518KB)
(5) ロシア(pdf:167KB)

4.青少年からの提言〜北東アジア青少年環境シンポジウム2006参加者の提言
 北東アジア青少年環境シンポジウム2006では、参加者が、豊かな北東アジア地域の環境保全に向けて、今後私たち一人ひとりが何をすべきかについての意見交換を行い、その内容は「青少年からの提言」として次のとおり取りまとめられました。

 
今後の環境保全活動や環境協力の展開に際して、北東アジアの将来を担う青少年達の提言をご参考にしていただければ幸いです。
提言(pdf:116KB)


北東アジア青少年環境保全レポート(全体版)(pdf:1,259kb)