漂着物アート制作@氷見市立窪小学校
2020年11月5日、氷見市立窪小学校にて、4年生の児童たちによる漂着物アート制作体験会が行われました。
まず1日目は、制作に先立って、材料として海岸の「漂着物」、つまり「海のごみ」を集めるところから始めます。
児童たちは、予めどんな作品を作るのかスケッチを用意しており、様々な漂着物から、あれこれと吟味していました。
集めた材料は、洗浄し、干します。
さて2日目は、いよいよ制作日。まずは海のごみについてレクチャーを行います。
窪小学校4年生の皆さんには、9月にも漂着物調査に協力してもらっており、その時も海洋ごみについてのレクチャーを行っています。
今回は、自分たちの行った漂着物調査の結果を振り返りながら、海洋ごみについてもう少し深く考えてもらいました。
数が一番多いごみの素材(種類)は何?
どうしてそれが一番多い?
海のごみはどこからくる?
日本のごみが、遠く離れた海外でどんな問題を起こしている?
海のごみをなくすにはどうする?
児童たちはちゃんと「海のごみ問題」を理解していました。
制作には、富山大学芸術文化学部の長田先生と学生さんに指導をお願いしました。
作業開始です。
みんな真剣に作品作りに取り組みます。
難しいところや、危ない作業は大学生に手伝ってもらいます。
このグループからは、大人たちを唸らせる傑作が作られました。
出来上がりはどれも、児童たちのアイデアが詰まった素晴らしい作品ばかりでした。
そして何より、「海を守ろう」、「ごみをすてないで」というメッセージが込められた作品が多くありました。
皆さん、ありがとうございました。