海岸におけるマイクロプラスチック調査ガイドライン

(市民参加型)」の作成について

 

富山県と(公財)環日本海環境協力センター(NPEC)では、1996年より日本海沿岸の自治体と連携して、海岸に漂着する海洋ごみに関する国際的な調査を行ってきました。

このたび、生態系などへの影響が懸念されているマイクロプラスチックについて、海岸における個数や種類を調べる市民向けガイドラインを作成しましたので、お知らせします。

 

1 ガイドラインの名称

  「海岸におけるマイクロプラスチック調査ガイドライン(市民参加型)」

    * マイクロプラスチックとは、サイズが5o以下の微細なプラスチック片

 

 

 

 


    

    シート状プラスチック破片  プラスチック繊維状破片

    

 

 

 

 

 

 


2 ガイドラインの内容

@目的:市民向けのマイクロプラスチック調査の意義

※市民参加型の調査は、高価な機材を用いず、専門的な調査に比べて繰り返し長期間にわたる調査が可能となるとともに、市民の環境保全意識が高められるといった利点があります。

 A調査の流れ:計画⇒調査⇒まとめ

B調査の方法:調査海岸や調査時期の選定、必要な道具、採取方法、種類や数の分け方 等

 

3 発行部数(印刷物)と掲載ホームページ

 ・200

   ガイドライン

   調査記入様式(例)

    調査票1 PDF WORD 

    調査票2 PDF EXCEL

 

4 今後の活用

・今後、このガイドラインを用いて他の沿岸自治体とともに、マイクロプラスチックの実態解明に取り組んでいきます。

・また、海洋ごみの削減には市民の協力が重要であり、市民参加型の調査を通して「ごみを捨てない、海の環境を守ろうとする」意識の醸成を促していきます。