北東アジア環境広場
北東アジア青少年環境保全ネットワーク



1.開催目的
 自治体・経済界・学界が連携して、青少年に北東アジア地域における環境の現状を直に体験する機会を提供することにより、現状への認識を高めるとともに、国際環境協力に対する理解を深め、自ら考えて行動できる人材を育成することを目的として開催しました。
本事業は、24年度日本郵便の年賀寄附金の助成を受けて実施しました。

2.開催概要
(1)開催期日 2012年8月18日(土)〜19日(日)

(2)開催場所

富山県氷見市、富山市

(3)主 催 等

共催:[財]環日本海環境協力センター、日本国富山県生活環境文化部

後援:富山大学、富山大学芸術文化学部

(4)参 加 者 北東アジア地域の中高生 57名 (4か国9自治体)
 ・中 国: 10名(遼寧省 5名、黒龍江省 5名)
 ・日 本: 20名(富山県*14名、山口県 2名、長崎県 4名)
 ・韓 国: 13名(江原道 6名、忠清南道 7名)
 ・ロシア: 14名(沿海地方 8名、ハバロフスク地方 6名)
*富山県からは、県立氷見高校、中央農業高校、魚津工業高校、氷見西部中学校が参加
(5)テ ー マ 海洋環境保全
(6)内容


A. 基調講演
 ◆ 海洋環境保全講座
   [財] 環日本海環境協力センター 小野 洋 専務理事

 ◆ 「漂着物アートで伝えよう環境保全メッセージ」
   富山大学芸術文化学部 後藤 敏伸 教授

 ◆ 「富山湾の海底から海洋環境を考える」
   水中カメラマン 大田 希生 氏


B. 環境体験活動
 ◆ 漂着物アート制作
   参加者によるアート制作、人気投票

 ◆ 地引網体験
   参加者による地引網体験、清掃活動

C. 活動発表(9団体)

 中国
自治体名 団体名 活動発表概要
遼寧省 遼寧省
実験学校
「低炭素生活 エコロジー郷里」
資料( 289KB)
黒龍江省 ハルビン市
松雷中学校
 「母なる川を守り、水資源をいたわる」
資料( 329KB)

日本
自治体名 団体名 活動発表概要
富山県 富山県立
氷見高等学校
「故郷の豊かな自然を次世代に」
資料( 141KB)
山口県 山口県立
下関中央工業
高等学校
「ゴミについて、職場体験活動から学んだこと」
資料( 111KB)
長崎県 壱岐島活性化
集団
チーム防人
 「壱岐島海岸漂着物クリーンアップ゚作戦 【ボランツーリズムin壱岐】」
資料( 445KB)

韓国
自治体名 団体名 活動発表概要
江原道 江原道
クジョン小学校
「東海岸における海辺の漂着物調査活動」
資料( 270KB)
忠清南道 禮山高等学校

「海よ永遠に!」
資料( 165KB)

ロシア
自治体名 団体名 活動発表概要
沿海地方  アルセーニエフ市
青少年自然研究所
「イズヴェスニャック湖周辺の沿岸帯の調査及び人間活動の自然海岸への 影響評価」
資料( 129KB)
スパスク・ダリニイ市
青少年自然研究所
【配布資料】 「海の汚染源としての川」
資料( 98KB)
ハバロフスク
地方
ハバロフスク市
第80総合学校
 「ハバロフスク地方における環境問題解決について」
資料( 89KB)


D. 環境宣言2012の発表
北東アジアの中高生及び富山県内の環日本海・環境サポーターの一人ひとりが環境メッセージを記入、貼付け、掲示した。
環境宣言2012

活動発表 漂着物アート制作
アート作品完成発表 地引き網体験
清掃活動 環境宣言文2012の発表