公益財団法人 環日本海環境協力センター NPECは、日本海及び黄海における海洋環境保全に寄与することを目的に活動しています。

公益財団法人 環日本海環境協力センター[NPEC]

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「平成19年度海辺の漂着物調査検討会及び海の理解促進講習会」の開催結果について

 【要旨】2月22日(金)及び23日(土)の両日、富山県富山市で日本財団の支援を受けて、(財)環日本海環境協力センター(以下「NPEC」とする)が主催する“平成19年度海辺の漂着物調査検討会及び海の理解促進講習会"を開催しました。
検討会では、NPECが企画・運営等している海辺の漂着物調査活動に参画している自治体、市町村、関係団体、NGO/NPO等の担当者約30名が参加し、環境省環境保全対策課 小沼係長が「環境省における漂流・漂着ごみ対策」及びUNEP NOWPAP馬場総務担当官から「UNEP/NOPWAPにおける漂流・漂着ごみに関する取組み」と題してそれぞれ説明等がありました。
引き続き、日本各地で展開されている海洋ごみ問題への取組みとして、鳥取環境大学の岡野准教授から漂着ゴミモニタリング手法の開発、山形県庄内総合支所やS.F.Jから活動事例報告がありました。
 意見交換等の時間では、参加者から海洋ごみ問題について様々な視点・分野での課題について活発な意見がだされ、海洋ごみ問題等の海洋汚染の防止に向けた市民一人ひとりの行動や国際的連携・協力体制の早期構築の重要性などが参加者の間で共有されました。
1. 日時
  平成20年2月22日(金)〜 23日(土)
2. 開催場所
  【検討会】『とやま自遊館』会議室 〒930-0805 富山県富山市湊入船町9-1
【講習会】『タワー111』3Fスカイホール 〒930-0856富山県富山市牛島新町5-5
3. 主催
  (財)環日本海環境協力センター
4. 参加者
  【検討会】国内の海辺の漂着物調査実施主体(自治体、学識者、NGO・NPO等) 約40名
【講習会】一般市民、事業者、自治体、漁業関係者、学識者等 約100名
5. 会議の構成
構成区分 議事内容等
【検討会】
22日(金)
13:30〜17:00
(1)環境省における漂流・漂着ごみ対策について(報告者:環境省)…資料1(PDF)
(2)UNEP/NOWPAPにおける漂流・漂着ごみに関する取組みについて(報告者:UNEP NOWPAP)…資料2(PDF)
(3)2007年度までの調査状況及び2008年度以降の事業展開等について(報告者:NPEC)…資料3(PDF)
(4)その他(参加主体からの活動紹介、意見交換等)
・鳥取大学工学部 岡野准教授…資料4
・山形県庄内総合支庁…資料5(PDF)
・サーフライダー・ファウンデーション・ジャパン…資料6(PDF)
【検討会】
23日(土)
10:00〜12:30
(1)「海洋基本法制定の意義とその背景」(基調講演:OPRF寺島常務)…資料7(PDF)
(2)「環日本海の危機とNOWPAPの取り組み」(特別講演:NOWPAP 馬場総務担当官)…資料8(PDF)
(3)海洋環境保全活動事例紹介
・(財)水島地域環境再生財団…資料9(PDF)
・琴引浜の鳴り砂を守る会…資料10(PDF)
・(財)環日本海環境協力センター…資料11
(4)その他(質疑等)