「海洋環境保全シンポジウム」の開催
財団法人環日本海環境協力センターは、「海洋環境保全シンポジウム」を平成20年3月8日(土)に富山市において開催しました。 本シンポジウムでは、前日に開催された「第一回沿岸環境評価国際ワークショップ」の報告、北西太平洋地域海行動計画(NOWPAP)における海洋環境保全に向けた取り組みが報告されるとともに、近年の海洋環境問題や海洋環境保全のための取り組みについて、赤潮、リモートセンシング、バイオアッセイの分野の専門家から紹介が行われました。 |
1. | 趣旨 | |
(財)環日本海環境協力センター(NPEC)は、環境省所管の財団法人として平成10年に設立され、日本海・黄海の海洋環境保全に寄与するため、各種活動を進めています。 日本及び周辺諸国における、海洋環境問題や海洋環境保全のための最新の取組・技術について、その分野の専門家に講演をいただき、国内・県内の研究者、企業関係者、一般市民等に最新の動向についての理解を促進することを目的として「海洋環境保全シンポジウム」を開催しました。 |
||
2. | 概要 | |
日 程 | 平成20 年3 月8 日(土) | |
会 場 | 富山総合福祉会館 サンシップとやま 601研修室 | |
住 所 | 富山市安住町5-21 TEL 076- 432-6141 | |
主 催 | 財団法人環日本海環境協力センター(NPEC) | |
後 援 | 環境省、富山県、富山市、日本海洋学会、(社)日本水産学会、(社)日本水環境学会、(社)日本リモートセンシング学会 | |
参加料 | 無料(要申込) | |
参加者 | 約40名 |
3. | プログラム |
時間 | プログラム |
13:00〜13:15 | 開会 |
4. | 主な結果 | ||||||
各分野における最近の海洋環境問題や海洋環境保全の取り組みについての報告があり、日本海及び富山湾の海洋環境保全に向けて、以下のことが重要であることが認識されました。 | |||||||
海洋環境評価 | |||||||
○日本海・富山湾における環境と開発・利用 日本海・富山湾がどのような海洋環境であるべきなのか、どのような海洋環境にしたいのか |
|
○海洋環境モニタリング技術 人工衛星を用いたリモートセンシング、生物を利用したモニタリング技術の活用 |
|
○海洋環境モニタリング支援機構 NOWPAP という4 か国共同の枠組みの重要性 |
<連絡先> (財)環日本海環境協力センター北西太平洋地域海行動計画地域活動センター 担当 吉田 |