公益財団法人 環日本海環境協力センター NPECは、日本海及び黄海における海洋環境保全に寄与することを目的に活動しています。

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平成19年度第1回赤潮/HAB調査検討委員会及び海洋環境リモートセンシング調査検討委員会の合同開催結果について

 (財)環日本海環境協力センター(NPEC)は、国連環境計画の「北西太平洋地域海行動計画 (NOWPAP)」の「特殊モニタリングおよび沿岸環境評価を担当する地域活動センター(CEARAC)」に指定されています。
CEARACで当面の優先課題に位置付けられている「赤潮/HAB(有害藻類の異常繁殖)」及び「リモートセンシングを活用した海洋環境モニタリング」 について、適切な助言を得るため、それぞれ、国内の専門家からなる「赤潮/HAB調査検討委員会」及び「海洋環境リモートセンシング調査検討委員会」を設置しており、今回、合同で平成19年度第1回調査検討委員会を開催しました。
1.日時
2007年7月2日(月)10:30〜16:30
2.場所
東京国際フォーラム G604会議室
3.出席委員
(1)赤潮/HAB調査検討委員会
区分 氏名 所属
委員長 福代 康夫 東京大学 アジア生物資源環境研究センター 教授
委員 石坂 丞ニ 長崎大学 水産学部 教授
高山 晴義 元広島県立海洋技術センター 次長
古谷 研 東京大学大学院 農学生命科学研究科 教授
松岡 數充 長崎大学 理事
松田 治 広島大学 名誉教授
渡辺 康憲 (独)水産総合研究センター
瀬戸内海区水産研究所 赤潮環境部長

(2)海洋環境リモートセンシング調査検討委員会
区分 氏名 所属
委員長 石坂 丞二 長崎大学 水産学部 教授
委員 伊藤 恭一 (財)リモートセンシング技術センター
利用推進部 次長
山崎 孝 宇宙航空研究開発機構 宇宙利用推進本部
衛星利用推進センター 主任開発員

4.議事
(1)NOWPAP及びCEARACの当面の活動計画について報告が行われました。
(2)WG3の活動に関し、HAB対策事例集、赤潮/HABホットリージョンケーススタディの実施、HAB統合管理ウェブサイトからの情報提供の実施について検討が行われました。
(3)WG4の活動に関し、沿岸環境リモートセンシング活用教材開発の実施、環日本海環境ウォッチシステム見直し計画について検討が行われました。
(4)富栄養化状況判定手順の作成に関して、富山湾をモデル海域とした富栄養化状況判定手順(試案)、NOWPAP富栄養化状況判定手順の作成について検討が行われました。
(5)CEARACの将来の活動計画について、検討が行われました。